エルニーニョとラニーニャ

数年前に話題になったエルニーニョ現象。ペルー沖の海水の温度が上がる現象です。異常気象の典型というイメージがありますね。

このエルニーニョ現象の名前の由来はスペイン語の「El Nino」でElは、英語で言えばthe(定冠詞)です。つまり、エルニーニョは英語に直せば「The Boy」ということになります。一般的な名詞に「The」が着くときは特別な意味になることがあり、この場合は「神の子(キリスト)」を意味します。

ラニーニャ現象の名前「La Nina」は男の子にちなんで付けられた名前で英語で言えば「The Girl」です。ただ、特別な誰かを意味しているわけではないようです、。

ちなみに、スペイン語では男性・女性や単数複数で定冠詞が変わり、「la」は女性の単数形に着く定冠詞です。(男性複数los、女性複数las、中性lo)。英語にするとすべて「The」です。

ところで、日本の気象庁ではペルー沖(南緯4度と北緯4度、西経150度と西経90の間の海域)の月平均海面水温(5ヶ月移動平均)が6か月以上続けて+0.5℃以上となった場合をエルニーニョ現象、6か月以上続けて-0.5℃以下となった場合をラニーニャ現象と定義しています。実は1950年以前にも観測されている現象なので、温暖化とは必ずしも関係ない現象です。

スペイン人にとっては男の子現象、女の子現象という変な名前の現象の紹介でした。

参考URL
http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/20th/nindex.htm

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