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肉じゃがは海軍の味。しかも、実は西洋料理。

肉じゃがといえばお袋の味。和食の定番。テレビでもみんなそういっています。ほとんどの方が昔からある日本の伝統料理だと思っているのではないでしょうか。

実は、これこそ大嘘です。肉じゃがはビーフシチューを元にして開発された西洋由来のメニューで、明治時代に生まれたメニューなのです。

東郷平八郎が留学していたときにビーフシチューを食べ、その味を再現させたのが肉じゃがと言われています。ワインが手に入らなかったために全く違う料理になったと言われています。長い航海で栄養バランスが崩れやすい海軍においては、脚気と言われる栄養失調症がよく起こっていました。肉じゃがはその脚気を克服できる、重要な料理だったのです。

ちなみに、肉じゃが発祥の地として舞鶴市と佐世保が対立し、お互いが発祥の地だとアピール合戦をしています。
が、多くの人はどちらとも知りません。なんだかなぁ。

休暇はそれだけでストレスフル

世の中ではストレスという言葉が日常的に使われるようになりました。

でも、クリスマスもストレスです。イベントはすべてストレスフル。
韓国ではこんなストレスのたまるイベントが年に数十回。

http://www.sankyo.co.jp/medemiru/other/stress/kankei_103.html

http://www.ucs.umn.edu/lasc/handouts/lascpdf/socialreadjustment.pdf

エルニーニョとラニーニャ

数年前に話題になったエルニーニョ現象。ペルー沖の海水の温度が上がる現象です。異常気象の典型というイメージがありますね。

このエルニーニョ現象の名前の由来はスペイン語の「El Nino」でElは、英語で言えばthe(定冠詞)です。つまり、エルニーニョは英語に直せば「The Boy」ということになります。一般的な名詞に「The」が着くときは特別な意味になることがあり、この場合は「神の子(キリスト)」を意味します。

ラニーニャ現象の名前「La Nina」は男の子にちなんで付けられた名前で英語で言えば「The Girl」です。ただ、特別な誰かを意味しているわけではないようです、。

ちなみに、スペイン語では男性・女性や単数複数で定冠詞が変わり、「la」は女性の単数形に着く定冠詞です。(男性複数los、女性複数las、中性lo)。英語にするとすべて「The」です。

ところで、日本の気象庁ではペルー沖(南緯4度と北緯4度、西経150度と西経90の間の海域)の月平均海面水温(5ヶ月移動平均)が6か月以上続けて+0.5℃以上となった場合をエルニーニョ現象、6か月以上続けて-0.5℃以下となった場合をラニーニャ現象と定義しています。実は1950年以前にも観測されている現象なので、温暖化とは必ずしも関係ない現象です。

スペイン人にとっては男の子現象、女の子現象という変な名前の現象の紹介でした。

参考URL
http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/20th/nindex.htm

ウインナーとフランクフルトの違い

ウインナーもフランクフルトもソーセージですが、違いを考えたことはありますでしょうか。そういえば、マイナーかもしれませんがボロニアソーセージというのもあります。

実は、これらの原料や製造方法は同じです。違う点は、詰めものの違いでした。ウインナーは、羊腸に調味料などを加えたひき肉を詰めて加熱加工したもので、フランクフルトソーセージは、豚腸に詰めたものだったのです。ボロニアソーセージは牛腸に詰めたものでした。

現在では保存や衛生、原材料の調達の面から人工ケーシングを利用するようになっています。そのため、名称の違いはほとんどの場合は太さの違いによります。商品の太さが20mm未満の人工ケーシングに詰めたものをウインナー、20mm以上36mm未満の人工ケーシングに詰めたものをフランクフルト、36mm以上の人工ケーシングにつめたものをボロニアソーセージと呼んでいます。

ケーシングの違いだったものが、いつの間にか単なるサイズの違いになってしまったようです。

参考
http://www.nipponham.co.jp/

プロレス運輸

株式会社プロレス運輸という会社があります。創業から7年ほどの若い会社です。

社長の伊藤氏は元プロレスラーとしてリングに上がったこともある社長。なかなか変わった会社名です。テレビCMも放映しており、広報担当プロレスラーとして「獣神サンダー・ライガー(新日本プロレス所属)」さんが出演しています。

ちなみに、今のところはプロレスラーが荷物を運んでくれるわけではないようです。将来実現したいという夢もあるようですね。

参考
プロレス運輸

秋葉原~あきはばら・あきばはら~

秋葉原を略してアキバと呼びます。でも、正式名称は「あきはばら」。ときどき、アキバという名前につられて「あきばはら」とよんでいる人もいます。これは間違い…とは言えないんです。

秋葉原の名前の由来は、秋葉神社(アキバジンジャ)に由来します。現在の秋葉神社は台東区松が谷にありますが、かつては現在の秋葉原にありました。そのため、この地域は「秋葉神社の近くの原っぱ」の意味で秋葉原(あきばはら、あきばっぱら)の名で呼ばれていました。それは、秋葉神社が鎮火神社と呼ばれていた頃は鎮火原と呼ばれていたことからもうかがいしれます。その後、明治23年に駅ができたときに「秋葉原(あきはばら)」の名前が採用され、以後は秋葉原(あきはばら)という名前が一般的になりました。


ちなみに、秋葉原電気街とはいいますが、ほとんどの店は千代田区外神田や神田須田町にあります。秋葉原は台東区秋葉原の地名ですが、JR・東京メトロの秋葉原駅は両方とも千代田区にあります。実は、南セントレア市のように関係のない地域の名前なのです。

最近は高層ビルの建設が進み、おしゃれなカフェや量販店、ちょっとしゃれたレストランや居酒屋などが増えてきました。10年後の秋葉原はちょっと想像できませんね。

参考URL
http://www.akiba.or.jp/