なぜ京都府と大阪府だけ「府」なのか

実は、かつては11府ありました。京都府・大阪府に加え、東京府があったことは紹介しましたが、他にも8府あったのです。

  • 神奈川府
  • 新潟府(越後府から改称→分離→統合)
  • 越後府(新潟府から分離→統合)
  • 甲斐府
  • 度会府
  • 奈良府
  • 箱館府
  • 長崎府

これらの府は当時の明治政府が重要と考えた地におかれていました。廃藩置県後は特に重要とされた東京・大阪・京都にのみ府がおかれ、他の地域は県に改称されました。

終戦後、法的には府と県の違いが無くなるわけですが、道と同じくかつての呼称がそのまま残っているわけです。

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