パイナップルはなぜ刺激的か

パイナップルを食べると、口の中がぴりぴりすることがありませんか?子供の頃、バイキングなんかに行くと、普段食べないパイナップルを食べ過ぎて口の中がぴりぴりしたことを覚えています。おいしい果物なんですが、刺激的なのは気のせいではなく、きちんと理由があります。

そういえば、酢豚にパイナップルが入っているのを見たことがありますか?日本では果物を炒めたりする料理が少ないので珍しい調理方法かもしれません。ところで、なんでパイナップルが入っているんでしょうか。これも先ほどと同じ理由が答えです。

パイナップルには、「ブロメリン」という酵素が含まれています。この「ブロメリン」にはタンパク質を分解する強力な働きがあり、食べると口の粘膜などを刺激してしまうのです。また、ゼラチンを使ったパイナップルゼリーができないのもこの働きのせいのようです。

と、こういうと敬遠してしまうかもしれませんが、この作用が口ではなく、腸や胃で作用すれば効果は抜群。タンパク質の分解を助けるわけですから、消化不良や腸内環境の不良による障害を改善する働きがあるのです。

また、調理の前に肉にあわせて使えば肉を軟らかくしてくれます。固いお肉を少しでも柔らかくしたい場合はパイナップルの果汁をつけてみると良いかもしれません。ちなみに、他にもキウィ・梨など、この用途に使えるフルーツがあります。こういった果汁が焼き肉のたれなんかに入っていたりします。

ちなみに、60℃を超えると「ブロメリン」が壊れてしまうので要注意です。加熱処理の缶詰もダメですね。

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