金字塔とピラミッド

最近、新たな世界七不思議を選ぶという話が出ています。現在、世界七不思議の中で現存しているのはエジプトにある「ギザのピラミッド」のみで、後の6つはすでに消滅してしまっています。ちなみに、ギザのピラミッドといっても、一つではなく、クフ王,カフラー王,メンカウラー王の3つのピラミッドを指してギザのピラミッドと言います。スフィンクスがあるのもここですね。

ところで、このピラミッドと金字塔に何の関係があるのか…と言うと、実はピラミッドを日本語で書くと金字塔というのです。これは、ピラミッドの三角形の見た目が「金」の文字に似ているということからつけられた呼び名だということです。

ただ、現在では金字塔という呼び名の方が珍しく、「金字塔を打ち立てる」という言葉が使われていても、金字塔の意味は知られていない…と言う変な状況になっています。ちょっと、「塔」というイメージからかけ離れているからでしょうか…?

ちなみに、日本にも日本版ピラミッドがあります。広島県庄原市にある、葦獄山という山で、どこから見ても3角形に見えるという不思議な山のようです。

ギザのピラミッド・スフィンクス
日本のピラミッド 葦獄山(あしたけやま)

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