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理容室と美容室の違い

理容室と美容室の違いを知っている人は、あまりいないかもしれません。最近は美容室がブームで、女性向けが美容室、男性向けが理容室(床屋)だと思っている人が多いと思われます。しかし、実際は理容室と美容室は顧客の性別の違いは全く関係なく、法律によってその仕事内容が分けられているにすぎないのです。

実は、美容師は髪を切るのが本業ではありません。パーマや化粧が本業で、そのパーマなどを行うために必要な業務として髪を切ることが入っているにすぎません。
逆に、理容師は髪を切ったり顔を当てたり(ひげを剃ったり)し、髪をセットすることが専門です。そのため、理容師になるためには刃物を扱う技術を学ぶ必要があります。美容師はこの勉強をしていないため、ひげを剃ったりカミソリを当てたりすることはできません。(もし、美容師でこれをやっている人がいたら、気をつけた方がいいでしょう。)

パーマ・髪染めを行わないときは理容室に行ってみてはどうでしょうか。最近はレディース・シェービングといったサービスもしている店が登場しています。
カットや髪型のセットは美容師とか理容師の差ではなく、「その人のセンス」なので美容室じゃないといけないと言うことはありませんよ。


ちなみに、私は毎月900円でカットしてもらっています。
安いですが、センスのいい人なので気に入ってます。

参考
理容とは、頭髪の刈込、顔そり等の方法により、容姿を整えることをいう(理容師法第1条の2)
美容とは、パーマネント・ウェーブ、結髪、化粧等の方法により、容姿を美しくすることをいう(美容師法第2条)

巻き髪は西からやってきた

「名古屋巻き」という髪型があります。名古屋発の巻髪スタイルのことで、数年前に名古屋のファッション誌で取り上げられて流行した髪型です。
決して恵方巻きのたぐいではありません。

この巻き髪は元々は神戸の方で普通に行われていた巻き髪を取り入れて工夫を加えたものといわれ、もとの神戸の巻き髪を「神戸巻き」といいます。その後、この髪型は上京し、渋谷では「渋谷巻き」、青山では渋谷よりもちょっと大人な感じの「青山巻き」、銀座では「銀座巻き」というように、その地域地域にあった工夫が加えられています。女性誌にて特集が組まれるなどして流行している模様。

ちなみに、名古屋巻きの基本は、レイヤーを入れて軽さを出した髪に大きなゆるめのカールをいれたものとのこと。別の地域の巻き髪は巻き方の方向(内巻き、外巻き)や巻きの強さが違うようです。


ところで、眞鍋かをりさんのblogでは

名古屋巻きなんてもう古い!
奈良のサロンが提案する、貴族のように上品な春スタイル☆

として一風変わった髪型が紹介されています。
たしかにちょっと昔に流行った髪型です。
意外と外国人には受けるかもしれません。

このblogの筆者からは縁とおい女性の髪型の話でした。

参考URL
http://www.fashion-j.com/r/2005/163.html
http://muffin-net.com/special0310/index44.html