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パトカーはなぜ白黒?

実は単純に目立つために白黒なんです。

パトカーが日本に初めて登場したのは昭和26年6月。アメリカから譲り受けたオープンカーが始めてのパトカーです。

その後、徐々にパトカーが増えていきましたが、当時、日本で生産される自動車の色は白色がほとんどだったので、パトカーも白一色だと一般の自動車との見分けがつきにくかったのです。そこで、パトカーであることが一目で分かるようにするために、白色ボディーの下半分をその反対色の黒色に塗ったのが白と黒のカラーリングの始まりです。

そして、昭和30年には全国的に白と黒で統一されました。

ちなみに、海外ではパトカーは白と黒とは限りません。ニューヨーク市警(NYPD)などは、青と白です。