秋葉原を略してアキバと呼びます。でも、正式名称は「あきはばら」。ときどき、アキバという名前につられて「あきばはら」とよんでいる人もいます。これは間違い…とは言えないんです。
秋葉原の名前の由来は、秋葉神社(アキバジンジャ)に由来します。現在の秋葉神社は台東区松が谷にありますが、かつては現在の秋葉原にありました。そのため、この地域は「秋葉神社の近くの原っぱ」の意味で秋葉原(あきばはら、あきばっぱら)の名で呼ばれていました。それは、秋葉神社が鎮火神社と呼ばれていた頃は鎮火原と呼ばれていたことからもうかがいしれます。その後、明治23年に駅ができたときに「秋葉原(あきはばら)」の名前が採用され、以後は秋葉原(あきはばら)という名前が一般的になりました。
ちなみに、秋葉原電気街とはいいますが、ほとんどの店は千代田区外神田や神田須田町にあります。秋葉原は台東区秋葉原の地名ですが、JR・東京メトロの秋葉原駅は両方とも千代田区にあります。実は、南セントレア市のように関係のない地域の名前なのです。
最近は高層ビルの建設が進み、おしゃれなカフェや量販店、ちょっとしゃれたレストランや居酒屋などが増えてきました。10年後の秋葉原はちょっと想像できませんね。
参考URL
http://www.akiba.or.jp/