おはぎとぼた餅:10の名前を持つ食物

おはぎとぼた餅の違いって知っていますか?実は、全く同じものなのです。

おはぎは、萩の花が咲く秋の名前です。ちなみに、萩は秋の七草の一つです。
それに対して、ぼた餅は牡丹の花が咲く春の名前なのです。

ちなみに、あまり使われていませんが、夏は夜船、冬は北窓と言う名前があります。

なぜ、こう呼ぶかというと餅は「搗(つ)き」ますが、この食べ物は「搗き」ません。ここから、夏は、「搗かない」→「着いてもわからない」ということで夜の船、「夜船」と呼びます。また、冬は「搗かない」→「月が入らない」ことから北の窓「北窓」と呼ぶようになったと言います。

さらに、いつ搗いたかわからないことから「隣不知」、かゆのように軟らかい餅だからなまって「かいもち」、萩の花ににているところから「萩餅」「萩の花」、米を半分すりつぶすから「半殺し」とも言います。やわらかいことから「やわやわ」という名前もあるそう。

ということで、実は10以上の名前がついている食べ物だったりします。

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